リモートワークをすると社員がサボる?
むらかみです。
以前、AcroNoteを紹介した記事で、リモートワーク導入をためらう理由として「部下が怠けるのでは?」という疑念があるという推測を書きました。
ただ、実際に部下が怠けるかどうかは、上司のマネジメント次第だと私たちは考えます。
見ればいいじゃない
リモートワークだと部下が怠ける、と思うのは上司の自分が見てないからではないでしょうか? そうであれば見る頻度を増やすのはどうでしょうか?
アクロクエストでは、
- 最低でも1日に3回のミーティングがあります。それぞれ9:30から、12:45から、18:00からです。1回の時間は15分ほどです。この3回のミーティングは社内に6つあるグループがそれぞれ実施します。その時点での情報共有や、相談事などが話せます。
- それ以外の時間でも「クイックコール」という取り決めがあり、話したほうが早い用事があれば、事前連絡なしで誰に対してもTeamsの通話をしてよいことになっています。
もちろんもう少し腰を据えて打ち合わせをしたいときは、臨時のミーティングを設定することもあります。
これだけミーティングが多いアクロクエストでは、重要な約束事があります。
- リモートミーティングは全参加者がカメラON
- ミーティングは延長しても1時間まで
お互いに顔を出して表情を見ながら話すと一体感や信頼感が生まれます。また、頻度が多いからこそミーティングの時間が長くならないことは必須です。
👆グループの朝ミーティングの様子
これをリモートワーク開始の最初から実施していれば、「上司が見てない」ということがなくなります。もちろんAcroNoteも有効なツールですよ。
そもそも
リモートワークに限った話ではないですが、部下が怠けるということは、怠けても影響がない程度の仕事しか与えていないということではないでしょうか?
つまり部下に任せる範囲が狭いということかもしれないですね。
もし部下に大きく仕事が任せられない、ということであれば、もしかしたら部下との間に信頼関係が構築されていないのかもしれませんね。
人間誰しも、多かれ少なかれ、誰かのために働きたい、と思うもの。
それなのに目を離すと部下が怠けるとしたら、そもそも、上司として信頼されていないということですよね。
そして、あなたは部下を信頼していますか?
上司、部下、双方が信頼関係をもつ状態を創れれば、そもそも、部下が怠けるかも、上司が監視してくる、等と思われることはありません。
宣伝になりますが、そんな組織を作りたい経営者のみなさま、組織いきいき実践勉強会に参加してみませんか?😁
いろいろ書きましたが、リモートワークの導入は、組織の働き方や部下への責任の任せ方などを見直すよいチャンスだと思います。逆に言えば、それをしないでリモートワークにしてしまうと、うまくいかないのではないでしょうか。
それでは。
アクロクエストテクノロジー株式会社 組織価値経営部 所属。
文学部哲学科卒業。哲学で教わった「エウゼーン(よく生きる)」が仕事のテーマ。