就活アドバイス④ 質問のジレンマを解消する考え方
こんにちは、若井です。
連日暑いですね。就活生の皆さんも、熱中症には気を付けて・・・!
さて、就活アドバイスシリーズ 第4弾は質問のジレンマを解消する考え方 です。
先日のちゃぶ台トークで、学生からこんな質問がありました。
※ちゃぶ台トークとは、就活生の疑問に採用側の本音で回答するYouTube Liveです。
毎週木曜、夜8時30分から放送しています。
「福利厚生で気になることがあるときに、
印象を落とさずに聞く方法を教えてください。」
この質問に対して、ちゃぶ台トークのなかでも答えたのですが、
その背景にある考え方もお伝えします。
1.福利厚生が第一であれば、ズバリ、最初に率直に聞く
会社選びで一番こだわりたいものは何ですか?
という質問に対し、もし「福利厚生」が答えであれば、
それはズバリ、人事に最初に福利厚生で気になることを聞いたほうが良いです。
そうでないと、タイミングをうかがいながら
人事とコミュニケーションするというのは難しいので、
コミュニケーションが不自然になってしまい、そこで印象を落とす可能性があります。
一番のこだわり・気になることは、最初に聞く。これが鉄則です。
ただ、それだと印象が落ちる、と思うから、
「印象を落とさずに福利厚生について聞く方法」という
質問・迷いが学生さんから出るんですよね。。。
確かに、一番最初に福利厚生の質問をすると、
福利厚生を最重要視しない社員が多く働いている企業の面接では、
印象はマイナスになるかもしれません。
ただ、もし福利厚生を重視する考えを面接中に出さずに
合わない会社に入社したとしたら、
価値観のズレが入社後に大きくなってしまうかもしれません。
そうなると、楽しく働ける、とは言い難い状態になってしまいます。
なので、印象が落ちようが落ちまいが、
一番のこだわりを面接官にぶつけたほうが、将来的には良いのではないでしょうか。
2.「一番のこだわり」から質問する
ということで、もし会社選びで一番こだわりたいものが
福利厚生ではない、という場合は、
その「こだわりたいもの」に関連した質問をすると良いと思います。
そうやって質問していくことで、
その「こだわりたいもの」はより整理されていき、
「就活の軸」になりますよ!
3.選ばれる意識ではなく、選ぶ意識でいる
そもそも「印象を落としたくない」という質問は、
自分が選ばれる・選ばれない、ということを前提とした質問だと思います。
ただ、面接していて魅力的に映るのは、会社を「選ぶ」意識もある学生であることが多いです。
自分が率直に質問した結果、会社が合うと判断して合格すれば、
その会社と価値観が合う状態なので、働きやすいと思います。
「こんな質問していいのかな」「でも気になる」とジレンマになるよりも、
「自分の考えに合う会社を見つける」と考えてみましょう!
それでは今回の「就活アドバイス④ 質問のジレンマを解消する考え方」はここまでです。
次回もお楽しみに!
新卒採用担当、品質保証エンジニア
東京工業大学生命理工学院を卒業し、新卒でアクロクエストに入社したリケジョ。
20代でミャンマー支社のトップマネジメントを経験。人生の修行を積んだ。
2019年末に日本に帰国したところ、すぐにコロナ禍によってリモートワークに。
アクロクエストの4つの社員寮すべてに住んだことがある。