Zoomの新機能、ハンドジェスチャー認識機能を使ってみました。
2022/4/18に、Zoomのバージョン 5.10.3がリリースされました。
リリースノートを見る限り、色々と機能が追加されているようで、
- 待機室の人を並び替えられる
- ブレークアウトルームの様子を、ホストがメインセッションから見られる
など、できるようです。
今回は、新機能の一つ、ハンドジェスチャー認識機能(Gesture Recognition)を使ってみました。
まず、[設定]ー[一般]で、
「ハンドジェスチャー認識に基づいて以下の絵文字をアクティベートします」をチェックしておきます。
これ以降、挙手したり、いいねのジェスチャーをすると、それが認識される、という機能です。
実際に見てもらった方が早いですね。
挙手をすると、4秒程度の待機時間の後、リアクションの「手を挙げる」と同じ状態になります。
(この動画、真ん中、下に手のマークが出ますが、隠れる可能性があるので、再生中はマウスを動かさないでください)
使うと便利なのは、次のような場面でしょうか。
- マウスが触れない状況や、リアクションボタンをすぐに見つけられない状況で、挙手をしたい場合。
- 物理的に挙手して発言しようとしても、司会が指名してくれなかった場合に、そのまま挙手し続ければ、司会者に認識される。
- 司会から「挙手してください」と言われたけれど、物理的に挙手するのか、Zoomのリアクションで「手を挙げる」のかわからない場合、とりあえず物理的に挙手し続ければよい。
次に、「いいね」のジェスチャーをしてみます。
こちらは、すぐに認識されました。
リアクションボタンの「賛成」と同じ状態になりますね。
いいね!と思った時に、マウスでクリックするのは味気ないので、物理的に親指を立てて、感情とともに、「いいね!」ができます。
いかがでしょう?
どこか機械的だったZoomにも、このように、人間らしさが入ってくるのは、いいですね。
アクロクエストテクノロジー株式会社 組織価値経営部 所属。CAO (最高総務責任者)。
大学院まで情報系、プログラミング大好きでエンジニアとして入社。
スペシャリストではなく、色々とやりたかったため、今の部署に異動。
温泉が好きが高じて、温泉ソムリエ取得。ガジェット/IT好き。伊豆下田の山の中出身。