リモートワークでも新人・若手社員が先輩から学べる仕組み

Management

こんにちは、konnoです。

リモートワークでは新人・若手社員が成長しない、、と
心配する方が多いですね。
いわゆる「先輩の背中を見て」育つことができなくなる、、という。

しかし、それは本当でしょうか?
確かに何も刺激のない環境に長くいれば、そうかもしれませんが
リモートでも先輩から学べる仕組みを作れば良いはずです。

今回は、新人・若手社員がリモートでも先輩から学べる仕組みを
紹介します。

Quick Call(クイック・コール)

仕事をする中で、難しい課題にぶち当たり、手が止まってしまうのは
新人・若手社員には、よくあることです。

ところが、リモートワークだと
「今、電話しても大丈夫かな?打合せ中じゃないかな、、」など
遠慮してしまって、結局聞けず、仕事も進まず、、という事になりがち。

そこで、私たちは「Quick Call(クイック・コール)」というルールを導入しました。
Quick Callは、何か聞きたいことや相談があったら、
上司先輩にいつでもコールして良い
、というルールです。

Quick Callで上司先輩にいつでもコールして指南を受けられる

もちろん、打ち合わせ中でコールに出られない、ということもありますが
その時は先輩はコールを切ればよいだけ。

このルールを導入することで、仕事の効率は改善されました。
また上司先輩はWeb画面越しに、新人若手のやり方を映しながら
直接コメントしてくれるので、効率よく学べますね。

 

YAPA制度

YAPAは”Year Achievement Project Advisor” の頭文字をとった略語。
新人若手には、必ず一人YAPAと呼ばれる社員を付けることにしています。

YAPAは、仕事の悩みや、技術的な質問に答えてくれる存在です。
オフィスの中では、先輩とのちょっとした会話で色々と学んでいくものですが、
リモート環境ではそのような機会が物理的に少なくなります。

そこで、YAPAと定期的に会話することにしています。

「お客様に報告したのだが、色々と突っ込まれてしまい、話ができなくなってしまった」
「同じミスを繰り返してしまっているのだが、、どうしていいかわからない」
、、、などなど、様々な悩みが出てきます。

考えたことや悩み事を話すことで
新人・若手にとっては自分の理解を整理することにもなります。

このようなやり取りから、社員としての考え方やポリシーなどを
YAPAから学ぶことができるのです。

 

一日の振り返りミーティング

新人や2年目の社員は、最も成長スピードが著しく、大切な時期です。
彼らの成長を加速させるため、上記のQuick CallやYAPA制度に加えて
新人、2年目がそれぞれ集まり1日を振り返るミーティングを行っています。

振り返りミーティングでは、お互いに気づいたことを
共有し、ディスカッションするのですが
副社長、マネージャーや先輩社員が加わり
その内容について直接アドバイスしてくれます。

このディスカッションを通して、上位社員のビジネスマインドを
直に学ぶ
ことができます。

 

仕組みを整えることで、リモートワークでも
中身の濃いコミュニケーションを取りながら、
新人・若手が成長できる環境を作ることができます。

ぜひ取り入れてみてください。
それでは!

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